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2020年第1四半期 東京ロジスティクス マーケットサマリー

賃貸市場

第1四半期の東京圏の新規供給は10棟982,000㎡となり、ストックは前期比8%、前年比22%増加した。ベイエリアで竣工した東京レールゲートWest(延床面積約72,000㎡)や野村不動産が3月に完成させた3棟(延床面積約309,000㎡)を含み、四半期ベースの新規供給としてはJLLが2006年に統計を開始して以来、最大の規模となった。

第1四半期末時点の東京圏の空室率は0.8%となり、前期比で0.1ポイント、前年比で3.4ポイント低下している。東京ベイエリアの空室率は0.3%となり、前期比で0.5ポイント低下した一方で、内陸エリアは1.1%となり、前期比で0.1ポイント上昇した。

第1四半期末時点の東京圏の賃料は月額坪当たり4,359円となり、前期比で0.9%上昇、前年比で2.5%上昇している。ベイエリアにおける新規供給の賃料水準が上昇を牽引した。ベイエリアでは前期比2.3%の上昇、内陸エリアは前期から横ばいとなった。

投資市場

第1四半期末時点の東京圏の価格は緩やかな賃料上昇を反映し、前期比0.9%の上昇、前年比5.2%の上昇となった。投資利回りに変動はなかった。当四半期の投資事例には、三井不動産ロジスティクスパーク投資法人よるMFLPプロロジスパーク川越の取得(持分50%)が挙げられる。価格は148億円、NOI利回りは4.4%で取引された。

見通し

賃賃貸市場では、2020年と2021年に大規模な新規供給が予定されているものの、旺盛な需要が予想されることから、空室率の上昇は限定的となる見通しである。その結果、賃料は安定的に推移すると予測している。投資市場では、投資家の関心の高さを背景に、投資利回りは一層の低下余地があるとみられ、価格はこれを反映して緩やかに上昇する見通しである。

2020年6月15日 更新

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