東京圏の物流賃貸市場は、より都心に近い「ベイエリア」と都心を中心に内陸に広がる「内陸エリア」に分かれています。ベイエリアは都内ベイエリア、千葉ベイエリア、神奈川ベイエリアで形成され、内陸エリアは外環道エリア、国道16号エリア、神奈川内陸エリア、圏央道エリア、成田空港エリアで形成されています。
世界銀行が発表しているLPI、物流パフォーマンス指標において日本は2023年度においては世界15位、アジア圏では3位。指標が2007年度から始まって以降、15位以内を保持。
近年東京圏の賃貸物流市場においてEC市場の拡大と、配送時間短縮ニーズで大きな変革がもたらされている。高齢化社会に圧迫される労働力不足や物流の2024年問題により、配送、仕分けなどの工程での自動化・省人化もから求められ、物流施設の近代化はコロナ過以降さらに加速している。
東京圏の物流賃貸市場は、より都心に近い東京ベイエリアと都心を中心に内陸に広がる東京内陸エリアに分かれる。
東京ベイエリアは千葉のベイエリア、都内ベイエリア、神奈川ベイエリアで形成され、東京内陸エリアは外環道エリア、国道16号エリア、神奈川内陸エリア、圏央道エリア、成田空港エリアで形成されている。
1. 都内ベイエリア
(江東区、江戸川区、品川区、港区、中央区、大田区)
2. 西東京エリア
(西東京市)
3. 千葉ベイエリア
(浦安市、市川市、船橋市、習志野市、千葉市)
4. 神奈川ベイエリア
(川崎市、横浜市)
5. 外環道エリア
6. 国道16号エリア
(柏市、野田市、春日部市、川越市)
7. 神奈川内陸エリア
(相模原市、町田市、厚木市、座間市)
8. 圏央道エリア
(つくば市、常総市、久喜市、鶴ヶ島市、狭山市)
9. 成田空港エリア