東京都
日本の首都・東京のオフィス街について
東京都は、政治や経済、文化の中心地であり、様々な企業や官公庁関連の本拠地オフィスが数多く存在している。特に東京主要5区内は交通アクセスの良さ等の利便性から人気が高く、大型オフィスビルや中規模オフィス、最近ではシェアオフィスやコワーキングスペース等のフレキシブルオフィスだけでなく、セットアップオフィス、居抜きオフィスといった企業の目的に合わせ柔軟に活用できる物件も見られるようになった。その他にもSDGsやESG不動産投資の観点から、サステナビリティ要素を持つグリーンビルディングへのオフィス移転に注目する企業も増えており、東京の主要エリアにこのようなトレンドを考慮したオフィス物件がいくつか存在する。
東京のオフィス街として代表的なエリアは、丸の内や大手町、新橋、品川、渋谷、恵比寿、西新宿等が挙げられる。エリアによって個性が異なる企業が存在し、共存できる多様性のある東京のビジネスオフィス街は、世界的な経済都市である。
働き方への概念が変化し、多様なワークプレイスの在り方が求められている中で、人とのつながりを構築できるオフィスは重要な役割を果たしており、東京エリアのオフィスは変わらず根強い人気を誇る。
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東京で人気のオフィス街
丸の内・大手町・有楽町・八重洲エリアのオフィス街
]東京の中でも歴史深いオフィス街といえる丸の内・大手町・有楽町エリア。 日本の経済成長の歴史で中心的なオフィス街として知られ、有名企業や外資系企業の本社オフィスが集まるビジネスエリアの1つといわれている。東京都内の主要ターミナル駅である東京駅の周辺は、ビジネスオフィス街としてだけではなく、皇居、東京駅一番街など様々な有名観光名所や商業施設が立ち並んでおり、総合的にも日本という要素が多く形成された代表的なエリアである。東京駅八重洲南口 から徒歩1分のところに東京ミッドタウン八重洲 八重洲セントラルタワー、丸の内トラストタワー本館は東京駅日本橋口、八重洲北口より徒歩1分、という好立地で洗練されたオフィスビルデザインが「東京」というイメージをより一層引き立てている。その他にも東京駅東側にはJPタワーや 丸の内パークビルディング、 丸の内二重橋ビルディング、丸の内エリアで人気のオフィスビルが立ち並んでいる。さらに東京駅前から北へ大手町方面に進むと大手町パークビルディング、大手町フィナンシャルシティグランキューブなどのグレードの高いビルが多くあり、東京駅近郊の活発なビジネスエリアとなっている。
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銀座・日本橋・京橋エリアのオフィス街
商業施設や様々なオフィスビルが立ち並び、高い人気を維持している銀座・日本橋・京橋エリア。明治・大正時代、銀座と日本橋を繋ぐ商店街として繁栄していた京橋をもとに商業地区として有名だったエリアから、企業のオフィスビルが立ち並ぶようになり、今ではビジネス街として有名となった。 銀座エリアは、「銀座」に立地しているというだけで企業イメージにも寄与する程人気が高く、GINZA SIX、銀座松竹スクエア、歌舞伎座タワー、プライム銀座柳通りビル等のオフィスビルや大型商業施設や大手百貨店が立ち並ぶ。日本橋エリアでは、東京日本橋タワー、日本橋一丁目三井ビルディング、OVOL(オヴォール)日本橋ビル、室町古河三井ビル、京橋エリアでは、2024年竣工予定のTODA BUILDING、東京スクエアガーデン、京橋エドグラン、京橋創生館等、日本の経済を先導する企業が立地するオフィスビルが存在している。
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虎ノ門・新橋・浜松町エリアのオフィス街
霞が関・日比谷エリアは官庁街に、多くの国の機関や公共・公益施設が集約され、隣接する新橋・虎ノ門エリアはオフィス街として、大きく発展を遂げてきた。中でも新橋エリアのオフィス街は、地下鉄やゆりかもめ線、JR線が通り、東京の主要な駅としてオフィスワーカーが日々行き交っていることが特徴。ビジネスパーソンで賑わう新橋エリアは、SL広場や商業施設、赤ちょうちん等も立ち並ぶ歴史あるオフィス街としても有名だ。 汐留シティセンターや汐留エッジ等、新橋駅からもアクセスの良いオフィスビルが存在し、IT系企業も本社を構えている。新橋駅からもアクセスできる虎ノ門エリアを代表するのが虎ノ門ヒルズ森タワー、虎ノ門ヒルズビジネスタワーなどがあり、注目を浴びているエリアである。新橋から一駅の浜松町駅前には世界貿易センタービル南館、日本生命浜松町クレアタワーなどの再開発開始後に竣工を迎えた築浅の物件が立ち並び、世界貿易センタービルディング本館も2027年竣工予定となっている。
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六本木・神谷町・赤坂エリアのオフィス街
六本木・神谷町・赤坂等の港区エリアは、大使館や外資系企業のオフィスが多く、海外から日本へ駐在する方にも人気なエリアで有名である。赤坂と言えばTBSが駅前に構え、隣接する溜池山王駅前には2000年代後半から大型のビルが建設され始め、赤坂インターシティ 赤坂インターシティAIRなどがビジネス街として赤坂を確立。六本木は2003年の六本木ヒルズ森タワーの竣工後、若者の街から人気のビジネス街に変化していき、東京ミッドタウンタワー、東京ミッドタウンイーストや隣接する美術館などによってさらにおしゃれになったエリアである。近年では神谷町駅から六本木一丁目エリアを跨ぐ大規模な再開発事業、虎ノ門・麻布台プロジェクトも注目を浴びている。
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渋谷・恵比寿・広尾エリアのオフィス街
再開発により勢いを増す渋谷エリアを筆頭にIT企業オフィスの多い恵比寿・広尾エリア。ファッションやカルチャー、音楽等の発信の地でありながら、商業地としても活発な渋谷と落ち着きのある街並みで人気の高い恵比寿・広尾の渋谷区エリアは新しいオフィススポットへと成長を続けている。渋谷駅には、JR山手線、埼京線、湘南新宿ライン、東京メトロ銀座線、東急東横線等、多くの路線が通う東京屈指のターミナル駅としても知られている。E・スペースタワーや道玄坂スクエア、Daiwa渋谷スクエア等のオフィスビルが並ぶ渋谷エリアは、若者の街としても知られていたが、再開発により今では日本のビジネスを牽引する企業も多く本社を置くような街へと変化して続けている。恵比寿は、利便性が良いだけでなく、落ち着いた雰囲気でプレミアム感のある独自のエリアバリューが人気のオフィス街だ。恵比寿プライムスクエアタワーや朝日生命恵比寿ビル、恵比寿ネオナートアネックス等の恵比寿を代表するオフィスビルには、ベンチャー企業から大企業まで、多様なビジネスの本社が置かれている。
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西新宿エリアのオフィス街
東京を代表するオフィス街の西新宿エリア。東京の主要なターミナル駅の1つである新宿駅の西エリアに位置し、オフィス街として日本の経済成長と共に発展してきた。アクセス面での利便性も良く、長年人気のオフィススポットとして有名だ。新宿三井ビルディング、Dタワー西新宿や西新宿三井ビルディング、日土地西新宿ビル、パークウエスト(西新宿パークウエストビル)等の高層ビルが並び、新宿のオフィス街の活性を後押ししている。都市化発も進み、新しく生まれ変わろうとしている西新宿エリアの今後に期待したい。
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東京でおすすめのオフィス物件2選
東京のおすすめオフィスビル「東京ミッドタウン八重洲 八重洲セントラルタワー」
東京ミッドタウン八重洲 八重洲セントラルタワーは2022年に竣工した超高層複合ビルで、オフィスビルとして国内最大級の「ZEB Ready」認証取得やグリーン電力の導入をしている。
東京駅の八重洲南口から徒歩1分と抜群のアクセスであり、商業ゾーン、ホテル、バスターミナルのみならず小学校の併設もされており、ビジネス用途だけではなく地域に密着している。
東京ミッドタウン八重洲 八重洲セントラルタワーはサステナビリティを共通の価値観、Valueとしてかかげ、持続的に発展し続ける街づくりの一環として、再生可能エネルギーの供給も行っている。特に東京ミッドタウン八重洲ではグリーン電力提供サービスとして、太陽光発電所の環境価値を「トラッキング付非化石証書」として付加し、グリーン電力として供給し、その電力は国際基準であるRE100に適合した電気として認定されている。している。
「東京ミッドタウン八重洲 八重洲セントラルタワー」ポイント
- アクセス:JR東海道本線/JR横須賀線/JR京浜東北線/JR京葉線/JR山手線東京駅八重洲南口から徒歩 1分 | 東京メトロ銀座線京橋駅から徒歩3分 | 東京メトロ銀座線/東西線/都営浅草線日本橋駅から徒歩6分
- 構造:地上45階/地下4階
- サイズ:基準階面積1,240.25坪
- エレベーター51基(スカイロビー・駐車場要含)、駐車場あり
- 賃料:お問い合わせください
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東京のおすすめオフィスビル「JPタワー」
JPタワーは商業施設「KITTE」や国際カンファレンスセンター等が入り、千代田区丸の内エリアでも有名な超高層ビルとして知られている。
アクセス面では、東京地下鉄丸ノ内線東京駅と地下道で直結/JR東京駅から徒歩1分という便利なポイントも人気の1つだ。
サステナビリティの観点では、省エネ対策としてLED照明を全面に採用、センサーによる照明制御、その他には自然の風を活用し換気効果を上げる自然換気窓・外気冷房を備え、積極的な取り組みを行っている。その証明として建築環境総合性能評価システム「CASBEE」では、最高ランクSの認証を取得 している。
東京のビジネスの中心地・丸の内エリアで多くの企業がオフィスを構えるJPタワーは、時代に沿って変化する人気のオフィス物件だ。
「JPタワー」ポイント
- アクセス:東京メトロ丸ノ内線東京駅と地下道で直結/JR東京駅から徒歩1分/東京メトロ千代田線二重橋前駅から徒歩2分/JR京葉線東京駅から徒歩3分/東京メトロ東西線・都営地下鉄三田線大手町駅から徒歩4分
- 構造:地上38階/地下4階
- サイズ:基準階面積968.00 坪
- エレベーター32基、駐車場あり
- 賃料:お問い合わせください
東京主要5区のオフィス街
東京の経済を担う5つの主要区・千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区のオフィス街
東京の主要5区が特別な理由には、ビジネス地域(オフィス街)、商業地域としての役割を担う一方、日本の最高級住宅街としての役割を担っている。当然のことながら、最も高い地価と賃料のエリア。
東京の街並みには、2つの明確なエリアがあり、東京都の地理的および文化的中心にある皇居と、東京オフィス街の中心を囲むJR山手線。東京の中央5区はすべて山手線内にあり、皇居に隣接している場所に位置する。
東京都の主要区のオフィス街ガイド
東京: Aグレードオフィス需給及び空室率
オフィス移転を考える上で欠かせない空室率の状況。人気の高い東京エリアの最新データを確認することが欠かせない。上記はJLLが2022年10月末時点の東京Aグレードオフィスの空室率を示したデータであり、これらの動向を参考に、今後の流れを予測することができる。