今池を中心に商業地区が広がり、大手酒造メーカー工場跡地に建設された「千種アーススクエア」は、名古屋都心エリアの東の新たな複合拠点施設となっている。隣接する「名古屋医工連携インキュベータ」には医工連携・ライフサイエンス分野事業に特化したベンチャー・中小企業が集まり、ビジネスを展開している。池下・覚王山・本山から東山にかけての丘陵地には、閑静な住宅街が広がる。また、本山から昭和区山手通に続く四谷通や星ヶ丘周辺は文教地区を形成している。さらに、城山・覚王山地区には寺社や近代建築物も多く、歴史的資源の豊かなまちとなっている。東部には国内最大級の「なごや東山の森」が広がり、その一部である東山動植物園では「人と自然をつなぐ懸け橋」を目指し、再生への取り組みを進めている。