広島市
広島県 - 広島市のビジネス・オフィス街
自動車や造船、電子関連の先端技術等の製造業が集積する工業地帯として知られる広島市のビジネスオフィス街は、中国地方における政治・経済の中心都市として発展し続けている。1975年の山陽新幹線開通をきっかけに、1980年の政令都市移行、1997年の山陽自動車道開通等、街開発や交通インフラの整備も加速し、県内外の人が行き交う街として栄えてきた。新幹線の発着駅となるJR広島駅から路面電車・バスで5分ほどの八丁堀・紙屋町エリア、その他、相生通りが主要オフィスエリアの中心。近年、再開発が継続的に行われ、複合型高層ビルやタワーマンションが新たに竣工し、今後も再開発が予定されている。また、広島駅周辺エリアでも再開発計画が進められており、「陸の玄関」にふさわしい利便性向上が見込まれ、路面電車の新ルート整備による広島駅-八丁堀・紙屋町間の所要時間短縮も計画されている。八丁堀駅付近のスタートラム広島、広島ビジネスタワーや紙屋町西駅近くの損保ジャパン日本興亜広島紙屋町ビル、再開発が進む広島駅前の(仮)広島駅南口計画等のオフィスビルへ企業が集まり、広島の経済・商業を長年支えている。