中央区(福岡県福岡市)は、九州地方最大の繁華街である天神をはじめ、大名・赤坂・薬院などのエリアを中心に市街地として発展している。
区の中北部は初代福岡藩主黒田長政の命によって築城された福岡城跡地が赤坂・大手門・荒戸・黒門・大濠などに隣接し緑地・公園として整備されている。
天神地区は、中央区の中でも特にオフィス集積度が高く、多くの高層ビルが立ち並んでいます。ここには大手企業の支店や九州地方の企業の本社が数多く入居しており、金融、IT、広告、不動産など様々な業種の企業が集まっています。天神ビジネスセンターや福岡ビル、電気ビルなどの大型オフィスビルが代表的で、近年では「天神ビッグバン」と呼ばれる大規模な再開発プロジェクトも進行中です。
一方、博多駅周辺地区は、九州の交通の要衝であるJR博多駅に隣接しているため、アクセスの良さが特徴です。博多駅ビルや博多バスターミナルなど、交通機関と直結したオフィスビルも多く、出張や移動の多い企業にとって利便性が高いエリアとなっています。