東京Aグレードオフィス賃料「上昇加速」フェーズのピークに、賃料反転から15四半期目

プロパティ クロック(不動産時計)2015年第4四半期

1月25日, 2016

総合不動産サービス大手のJLL(本社:イリノイ州シカゴ、社長兼最高経営責任者:コリン・ダイアー、NYSE:JLL)は、世界主要都市のオフィス賃料の動向を示す独自の分析ツール「プロパティ クロック(不動産時計)2015年第4四半期」を発表しました。東京のAグレードオフィス賃料は、2012年第2四半期に賃料が反転して以来、15四半期目で賃料上昇率のピークを迎えました。

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JLLリサーチ事業部長の赤城威志は次のように述べています。
「着実に時を刻んできたJLLプロパティクロック(不動産時計)において、今期、東京Aグレードオフィス市場は賃料上昇率のピークを示す9時を迎えました。東京Aグレードオフィスの賃料は力強い上昇を示し、2012年の賃料反転以来、最大の上昇率となる見込みです。昨年12月発表の2015年第3四半期GDPは年率+1.0%に上方修正され、企業の設備投資が伸びていることが新たに確認されました。年末年始の個人消費も概ね良好で第4四半期のGDPもゆるやかな拡大を呈したものと予想されています。直近、中国経済の減速懸念や原油価格の低下に端を発し、株式市場が不安定な状況にありますが、東京オフィス市場においては、まとまった空きスペ―スがほとんど見られず、空室率も著しく低下しています。このようなタイトな状況のもと、2016年の東京オフィス市場は底堅い需要に支えられ、賃料も上昇傾向を継続していくものと予測されます」

“プロパティ クロック(不動産時計)”とは?

世界の主要都市の賃料動向を時計に見立てて“見える化”したJLL独自の市場分析ツールで、四半期ごとに発表しています。

賃料が概ね①賃料下落の加速、②賃料下落の減速(→底入れ)、③賃料上昇の加速、④賃料上昇の減速(→頭打ち)、というサイクルで変動することを前提とし、現在の賃料がそのサイクルのどこに位置するかを表示することで、世界主要都市の賃料サイクルを示しています。

“Aグレードオフィス”とは?

Aグレードオフィスとは、各都市の中心業務地区にあり、面積・建物高さ等一定の水準を満たすグレードの高いオフィスビルを指します。

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