ハーモニック(日本支社の従業員:約20人)

6月5日, 2016

課題

ハーモニック社(以下、「ハーモニック」)は、テレビ局へのデジタルストリーミングサービスを提供している米国のIT企業です。ハーモニックの旧オフィスは、銀座の老朽化したビルで2フロアを使用していました。ところがその2つのフロアは上下に8フロアも離れており、理想的なオフィス環境とはいえません。それに加え同社が提供するサービスへの需要が高まるにつれ、業務の拡張が必要になってきました。新しい日本支社長の就任を機に、ある重要な新規プロジェクトの開始がわずか6ヶ月先に迫っていたハーモニックは、新しい事業拠点への移転を決断しました。前述の重大なプロジェクトを新しいオフィスで開始させるため、移転先のリサーチが始まりました。限られた期間内に最善の場所を選び、内装工事を済ませ、営業を開始するのが必須条件です。また新オフィスを構える上でもう一つの特殊要件がありました。デジタルストリーミングの業務はサーバーを維持するために大量の電力供給が必要だったのです。

JLLのソリューション

6ヶ月後の営業開始に、変更の余地はありません。米国のJLLと信頼関係にあったハーモニック本社は、日本におけるオフィス探しのパートナーとしてJLLを指名します。ワンストップですべてのサービスを提供できるJLLなら、決められた期限までに本国決裁までサポートし営業を開始できる見込みや安心感があったからと思われます。

日本の多くの不動産業者は賃貸借契約の仲介はしてくれるものの、会社が必要とする他のサービスを提供してくれないという事実を米国本社は知っていました。 移転プロジェクトに必要なすべての業務を、東京のJLLがサポートすることになりました。テストフィットと賃貸借契約の条件交渉を同時に進め、プロセスを大幅にスピードアップしました。JLLはいくつかの候補物件を調査しながら、クライアントが求めるスペックが満たされているか等の適性を検証しました。結果、提案したいくつかの候補のなかから、日本橋のグレードAの物件(75坪)が選ばれました。

非常に短期間のプロジェクトにもかかわらず、オフィスの移転は期限までに無事完了しました。新しいオフィスでハーモニック社の必須要件に加え、JLLが提供した設計上の大きな特徴は、メインのミーティングルームにあります。この部屋の窓から、サーバーの状態が逐次監視できる画期的な設計を実現しています。 さらに賃貸借契約面での特徴としては、クライアントが成長中の企業であることを考え、急激な業務拡大が必要になったときのために賃貸借契約が容易に終了できる物件を選びました。