リビエラ株式会社

移転先
東京都港区赤坂
移転時期
2018年7月
移転先面積
157坪
従業員数
65名 (2018年11月現在)
リゾートホテルのレセプションのような洗練されたエントランス

リビエラ株式会社は1997年4月に静岡県で設立されました。デザイン性に優れたイタリア製タイルを中心に取り扱う建材商社です。2018年7月、東京本社・ショールームを西新宿から赤坂見附へ移転しました。ショールームはリゾートホテルがコンセプト。施設内の床・壁、造作物は、同社が取り扱うタイルを使用しており、同社の商業向けタイルブランド「TERRA」を施設全体で体感できます。加藤久和社長は「タイルを展示するだけではなく、コーヒーを飲んでリラックスできる、人が集まる空間をイメージしました」と説明してくれました。狙い通り、開業以来、来客数は急伸しているといいます。

照度等を調整でき利用シーンに近い形でタイルを確認できる

東京本社・ショールームを西新宿から赤坂見附へ

加藤氏:2013年3月に東京に初進出し西新宿に東京本社・ショールームを開設しました。青梅街道沿いにあるビルの1階、約60坪の路面店です。拠点開設から5年間、視認性の高い大型看板を設置させていただき、静岡から東京へ進出した当社の認知度向上に大いに貢献してくれました。しかし、当地でタワーマンションの再開発が始動したことで、1年前に移転の検討を開始することにしました。当初は新宿エリアで移転先を検討していましたが、当社とお付き合いのある設計事務所や建築デザイナーの多くは港区・渋谷区に拠点を構えており、集客効果と交通利便性を考慮し、赤坂見附をはじめ港区内の物件を複数案内してもらいました。赤坂見附はこれまで馴染みのない街でしたが、洗練された街並みが素晴らしく、地下鉄銀座線と丸の内線が乗り入れ、徒歩圏内に永田町駅や溜池山王駅を利用できる交通利便性も魅力でした。ただ、現在の賃貸市場は需給が逼迫し、当社の入居条件に見合った空き物件はなかなか見つかりません。そうした中、JLLの担当者から営業中のテナントが退去を予定している物件情報を提供してもらいました。これまで多くの仲介会社から物件資料が送られてきましたが、ここまで当社の希望・意図に最適な物件を選定してくれたJLLの情報力に感謝しています。募集情報が市場に出る前にオーナーへアプローチでき、無事に入居することができました。

地下フロアへ通じる階段入口に設置された視認性の高い看板

営業時間が入居条件のネックに

加藤氏:ショールームであるため土曜日営業は必須。またセミナーイベントの終了時間が22時を過ぎることがあり、夜間に出入りできることが入居条件でした。しかし、都心のオフィスビルは夜間・休日になると入口が閉鎖し、通用口から出入りしなくてはなりません。この条件がネックとなり、移転先の選定に時間を要しました。一方、現在のショールームは地下1階に位置している関係で、ビルの入口とは別動線で専用階段が備わっており、営業時間の問題をクリアできました。また、階段の路面入口に当社の大型サインを設置させていただき、視認性も満足しています。

タイルを円形に加工したタイルツリー

タイルの魅力を体感できるリゾートホテルのような空間

加藤氏:新たに賃借したのは外堀通り沿いに位置する「住友生命山王ビル」地下1階、床面積は157坪。約100坪のショールームと60坪弱のオフィススペースで構成し、現在17名が勤務しています。ショールームは「リゾートホテルのようないつでも来たくなるタイルを探す旅の始まりの場所」をコンセプトに掲げています。エントランスには当社オリジナルのオブジェ「タイルツリー」が出迎え、内装造作には当社が取り扱うタイルをふんだんに使用しました。大判タイルのカウンターを設置したレストラン&バー、ラグジュアリーホテルの雰囲気を堪能できるラウンジ、リゾートホテル風のバスルームなどを設け、タイルの雰囲気を試してもらえる仕掛けが満載です。タイルは日光によって印象が変わるため、寒色・暖色の2系統のレールライトを整備し、スマートフォンで照明操作も可能にしています。また、今回は50脚の椅子を並べられる大型セミナールームを用意しました。西新宿でもセミナーイベントは実施していましたが、参加されたお客様からキャパシティの問題を指摘されており、このたびようやく解消できたと考えています。

タイルで構成された「ドラム」

セミナーイベントの参加者急増、来館者数は2倍超に

加藤氏:セミナーイベントは毎月1回実施しています。移転時に関係者をご招待したオープニングイベントを皮切りに、ミラノサローネの水回りトレンドセミナーやホテルデザイナーの内装スケッチ展示・セミナー等を実施しました。12月は3日間で200名超が参加する、恒例のタイルトレンドセミナーを予定しています。「建築のプロ」向けのセミナーが多いのですが、一般の方にタイルの魅力を知ってもらえるようなイベントも実施しています。11月にはタイルで構成された「ドラム」をプロの音楽家が奏でるライブイベントを実施、セミナールームに収まり切れないほどのお客様にお集まりいただきました。移転してから2倍以上も来館者数が伸びており、特に建築家や設計士といった「プロ」にお越しいただけるようになりました。立地改善の効果が出ているのではないでしょうか。

立地改善で営業活動の負担軽減

加藤氏:スタッフは「移転して便利になった」と喜んでいます。特に営業担当者は取引先にサンプル建材を持参することが多いのですが、非常に重い上、以前のショールームは坂を上って最寄駅まで行かなくてはなりませんでした。しかし、新オフィスは赤坂見附駅まで徒歩2分程度で、広い歩道を備えたフラットな道のりです。どんなに遠くのお客様でも20分以内に到着できると聞いています。来年はセミナールームで新卒向け会社説明会などを実施します。ショールームを見てもらうことで当社の業務を具体的に知ってもらい、やりがいや魅力を感じ取っていただけると確信しています。

” これまで多くの仲介会社から物件資料が送られてきましたが、当社の希望・意図に最適な物件を選定してくれたJLLの情報力に感謝しています。募集情報が市場に出る前にオーナーへアプローチでき、無事に入居することができました。”

リビエラ株式会社
代表取締役社長 加藤 久和氏

  • ソファでくつろぎながらタイルの質感を堪能できるラウンジスペース

  • レストラン&バースペースには大判タイルのカウンターを設置

  • 意匠性がある多種多様のタイルを取り揃えている

  • 水回りに合う様々なタイルを比較できる

(2018年11月取材)